業  種:
  • ものづくり

事業者名:古村精工

古きを大切にしつつ若いエネルギーを糧に

 

沢底ののどかな風景の中にある古村精工。そんな風景とは一変、職場を覗くと従業員一人ひとりが各作業に集中して取り組み、目で追えないほどの速さで作業をこなしている様子に圧倒されてしまいます。
しかし、機械から離れた時の皆さんの表情はとても和やかでアットホームな雰囲気で撮影に応えてくれました。

 

 

責任者の荻原さんに古村精工について伺いました。

 

〈荻原さん〉
「創業は昭和49年。私の父がはじめました。
旋盤加工の工場です。
90%が自動車の部品ですが、一部光学系のレンズの枠とかそういった物もやらせていただいてます。」

 

 

〈荻原さん〉
「従業員は10人で一日にだいたい6,000個から多い時で8,000個を加工して親会社さんに毎日納めています。」

 

10人で8,000個といったら、一日で1人800個!!

 

〈荻原さん〉
「そういうことになりますね。男の子たちはもっとたくさん。1,000個とか1,200個とか。若い男の子達なんかは初めは一日500個か600個くらいでも、すぐにコツを掴んで上手になるんです。
うちは女性も活躍してるので、パートさん達が500〜600個位できますね。」

 

 

みなさん、この仕事が好きってことなんですか?

 

〈荻原さん〉
「私もやってて面白い。(笑)
シューっとこう切子が出て削れていく様が、すごく楽しいなぁって思う。
旋盤やってる方は同じこと思ってる方が多いんじゃないかな。
何が面白いのか分からないけど、夢中になってやってる気がします。」

 

 

それにしても一日に1,000個っていう数を、手作業で?

 

〈荻原さん〉
「はい。機械に取り付けてスタートボタンを押して仕上りをチェックする。同じ作業を黙々と続けます。
お客様が工場の様子を見て、みんなの集中力と一生懸命やってるところを見て、『いやーすごいね』と言ってくださることが多いんです。
みんな、素晴らしいと思います。」

 

 

みなさん結構やりがいを持ってやっているようですね。

 

〈荻原さん〉
「そうですね。『今日はどうしてもここまでやるぞ』とか、『何個やるぞ』とかね、そういった一日の目標だったり。『何日までにいくつ仕上げるぞ』という目標を各自が自然と持っていてくれて、目標を目指して1分1秒を惜しんで頑張るっていう感じなの。」

 

 

素晴らしいですね。

 

〈荻原さん〉
「本当に素晴らしいですよ。みんなすごいなぁと感じますよね。
今、会社の中がだいぶ若返りましてね。父がやってた頃は60歳を過ぎた方々が集まってやってたんですけど。今は20代30代がメイン。
一番上の人は60代。今日はいませんが外注でやってくれている方がいまして、その方が一番長老で80歳。」

 

 

80歳ですか! お元気なんですね!

 

〈荻原さん〉
「作業も正確にしなきゃいけないし、スピードも求められるし、それを持続していかなきゃいけない、いろいろなことを求められるんですけど80代のパワーがすごい!弱音を吐かない精神力。本当に尊敬します。
そして若い人たちはやっぱりエネルギーをいっぱい持っていて、『絶対やるぞ』みたいなものがあったり、新しいことにどんどんチャレンジしてくれたりして、本当にフレッシュなエネルギーをいっぱい持っていますね。
あとは中堅の人たちが一つ一つのことに揺れないっていうのかな、、
注文数の変動が毎日大きいんですけど、そういう事にブレない安定性があって、バランスが良く皆さんのパワーが集まってる感じがします。」

 

 

萩原さんは引き継がれて何年になりますか?

 

〈荻原さん〉
「まだ5年くらいかな。修行中です。
社長が一人で機械も道具も揃えました。仕事もいっぱいもらって、仲間をどんどん増やしながら母と二人ででここまでやってきてくれて。
その当時のみなさんの努力とか頑張りのお陰で今私たちはここで仕事ができてるなって、いつもそれはすごく思います。」

 

 

〈荻原さん〉
「子供の頃にね、ここで働いてる大人達の姿がすごくかっこよく見えた。その人たちのお陰で今がある。これは、若い人たちにも伝えていきたいですね。」

 

20代30代の従業員さんの頑張っていられる姿を見ると伝わってますよね。

 

〈荻原さん〉
「そうですね、ありがたいです。今とっても20代30代の人たちが頼りになります。」

 

 

新たにチャレンジしてみたいことは?

 

〈荻原さん〉
「なにしろ創業当時の機械だから、昭和49年、50年とかそういう時代の機械をメインで使ってるんですよね。今の時代がもうオートメーションじゃないですか、そういう新しい流れも取り入れていきます。
もちろん古い機械もまだまだ使えるので、そちらも本当に大切にしつつ新しい機械にも目を向けて。っていう感じかな。この機械が社長がこの仕事を初めた原点なものだから、私にとっては宝物です。」

 

 

最後に古村精工の強みは?

 

〈荻原さん〉
「何と言ってもスピード。古い機械を使っているので今の新しい機械には出せないスピードがあるんですよ。短時間に効率よく数を作ることができ、製品の正確さには自信があります。それはこの機械にしかできないって思っています。
それともうひとつ、チームワークの良さです。個性豊かなメンバーがお互いを助け合いながら、全力で仕事に向き合えていることは最大の強みだと思います。」

 

 

 

 

  • 会社情報
  • 会社情報
    事業者名古村精工
    所在地〒399-0423 長野県上伊那郡辰野町沢底2475
    電話番号0266-78-3146
    FAX0266-41-1846
    E-mailkomura-seikou@joy.ocn.ne.jp
    設立年月日昭和49年12月
    代表者名古村 清
    全従業員数9人(内、男性 4人、 女性 5人)
    主な業種製造業
    事業内容自動車部品・光学部品 などの切削加工
会社情報
事業者名古村精工
所在地〒399-0423 長野県上伊那郡辰野町沢底2475
電話番号0266-78-3146
FAX0266-41-1846
E-mailkomura-seikou@joy.ocn.ne.jp
設立年月日昭和49年12月
代表者名古村 清
全従業員数9人(内、男性 4人、 女性 5人)
主な業種製造業
事業内容自動車部品・光学部品 などの切削加工

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