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  • 宿泊

事業者名:株式会社TUG BOAT

仕事を通じてみんなが成長できる職場づくり

辰野町ではすっかりお馴染み、日本一のかやぶき屋根を誇る『かやぶきの館』です。

 

入ってみると…あっ!とビックリ!

『かやじぃじ』がお出迎えです!!

 

ちょうどこの日、『かやじぃじ』の命名式がありました。

県内はもちろん、県外からも多数のネーミング応募があり、216通の中から厳選されました。

 

そんな中、2019年4月1日より新しく経営を引き継ぎました

株式会社 TUG BOATの伊藤 優社長にお話を伺いました。

 

まず、伊藤社長が考えるこれからの『かやぶきの館』は??

 

「コンセプトは”家族の絆作り”。

それから”もう1つのふるさと”。

今までの20年で、世の中の変化に合わせてやってきていた形を秋頃から変化させていきたい、、、

地元に愛されるかやぶきの館ですが、それを継続しながらさらにより多くの県外のお客様にも多く来ていただけるようなかたちにしたいですね。

元々ここは農業振興と健康を考えた薬膳料理や薬草風呂を楽しんでもらう場所ということでスタートしたので、原点回帰でそこへ戻して、もう一度クローズアップしていけたらなと考えているんです。」

「スタッフさんも現在は8割ほど前社から引き継いでくれ、そこへ新しい方が5名ほど入りました。

実はかやぶきの館の開業当初に支配人をやっていた方にまたお願いしていたんですが、家族の事情で4月から2ヶ月間で退任をする事になってしまって。。。僕らも各方面で探して、でも急にね支配人が務まる人材って見つからないじゃないですか、で色々考えてね。。それで長く勤めてくれている3人の女性スタッフさんにマネージャーとして同じような仕事をお願いすることになったんですよ。」

「支配人の仕事ってお客様のクレーム対応と館内がスムーズに回っているか見る事、そして業績を上げるという3つなんですけど、その3人にお願いして ”3人の女将さん” みたいな感じでやっていこうと考えてます。

その3人は僕よりも内容もほんと良くわかっているしね。

それと、信州フューチャーセンターの立ち上げに関わってくれた大学生がいたんですが、そのうちの3人が今辰野町に来てくれているんですよ。 そのうちの1人は辰野町の地域おこし協力隊となって、この川島の地をね、活性化しようっていう仕事をしているんですよ。その流れで僕らと一緒にやっていこうということになって移住してくれました。ほかにも地域おこし協力隊として辰野町に関わっていた若者たちも加わってくれるんですよ。

地域おこし協力隊をやってたみんなだから辰野の地域のことを知っているんですよね。地域のいろんなところを見ていて、彼らはもともと地元の人間じゃないんで辰野町の良さがわかるんですね。

僕らは山があって川があって当たり前じゃないですか、でも彼らにとっては感激なんです。よそから来た人の方が「あ…ここいいね」っていうのが見えるかなって。。で、もちろん地元の人にも来てもらいたいけど県外からも来てもらう場所っていうの考えた時には、彼らのいろんなアイデアとか体験とかが本当に役に立つんですよ! ”

3人の女将”の経験者と、あとその若い連中でいろんなかたちを作っていけたらいいなと考えています。」

 

そこで、その ”3人の女将” さんたちにお話を伺いました。

 

左から小口さん、征矢さん、一ノ瀬さん です。

 

〈一ノ瀬さん〉

「今まで支配人がいらしたので全部その方が仕切ってくれていたんですけど、ここからは本当に私たち3人の力を合わせて、スタッフの皆さんの力もかりながらやっていかないといけないので、今は本当に手探り状態なんです。。。 いろいろな業務がある中で、わかっている事とわかっていない事があって、そこを考えるとちょっと大変だなって思いますけど、皆さんそれぞれの力をおかりしながら何とかやっていけたらと思います。」

 

〈征矢さん〉

「そうですね、各セクションの方々に助けてもらいながらってことですね。」

これからスタッフさんも増やさなきゃってこともあるかと思いますが、 こんな人に来て欲しいとかありますか??

 

〈征矢さん〉

「お客様商売ですので、明るく元気な人です!」

〈一ノ瀬さん〉

「ちょっと違う視線をもっている方がいいかな、、とも思いますね。

やっぱり長くここに馴染んでしまうと、中からでは見えないこともあります。 外から来た人って私たちと見る目が違うので、そういう発見もあっていいのかなって思いますね。」

 

今後3人でやって行きたいことは何か考えているんですか??

 

〈一ノ瀬さん〉

「いろいろアイデアを出し合いながら考えているんですが、今売店がちょっと狭くてさみしい感じなのでね、、」

 

〈小口さん〉

「女性ってお店を見て歩きたいじゃないですか、 見るだけでも楽しいような売店にしていきたいな、、って言うのはありますね!」

〈小口さん〉

「あとは地元ならではの商品を増やしたいですね。

今もけっこう地元の方の商品を置いてあるんですけど、もっと協力してもらって、”かやぶきをみんなでやってんだぞ!”

みたいな感じで盛り上がっていくといいかなって考えています。

都会や海外からいらっしゃる方はやっぱり、ここで屋根の梁を写真に撮ったりしていかれるんですよ。そんな時、他にもたくさんのいいものもあるんですよって地元の商品を紹介できたらいいなって思います。」

 

そして、、各部署も案内していただきました。

 

かやぶきの館といったら、やっぱり『おやき』です。

 

「おやきを作るのは朝なんですよ!」とおやき作り担当の”さかちゃ”こと さかゑさん。

「あんこは勿論、野沢菜も、大根もみんなここで煮ててね。

私はもう20年、最初からずっとうやってるの。もう辞めなきゃいけない、おばあさんだから、、いくつだと思ってる??もう90にもなるんだよ!!

若い人たちにも継いでいかないと!」

 

とてもそんなお歳には見えません。

活き活きとお仕事されている姿がとても素敵です!

 

 

次にお蕎麦屋さんでは、お二人の息のあった作業であっという間にざるそばができあがりました。

 

「私はここで20年、かやぶきの館ができた時からやってます。

家が川島のすぐそこの所なんですけど。まあ、働かせてもらえる所が近くにあるってことがありがたいですよ!」

と、みど里さん。

 

そして、宿泊・リネン担当の堀内さんにお話いただきました。

 

「毎朝8時半からお風呂の清掃を約1時間半かけてやるんですよ。

その後10時半から客室の掃除とね。。

私はマイクロバスの運転手もやってるんですよ。それから草刈りも。女性には草むしりもやってもらったりしてね。終わるのがだいたい14時頃。班に分かれてやっているんですけど、遅番は布団引きもやったりね。」

 

 

最後に、伊藤社長が考える 求める人材、人材育成とは、、

 

「求める人材としては、自ら成長しようっていう意欲を持っている人ですね。仕事を通じて人って成長すると思うんですよ、自分を成長させようと思えば、仕事だっていろんな形で ”ああしよう、こうしよう” って変化していくと思うんです。仕事が単なるお給料をもらうだけになったら面白くないですしね。 自分を成長させたいって意欲の高い人の仕事って目を見張るものがあるんですよ!いろんな提案をしてくるしね。で、ここをそういった場にしたいんですよ。」

「やっぱそう言う場にしないと!人はね環境に影響されると思うんですよ、どんな意欲の高い人もこの場がそうでなかったとしたらダメになっちゃう。

で、逆に言うとこの場が常に成長の意欲を持った人の集まりだったら、無気力だった人が動き出しますよ。だからそういう環境を僕は作らなきゃいけないし、そういう人が来てもらえるようなかたちを作っていかなきゃいけないなって思います。

そういう会社はやってて楽しいですよね!!」

 

今以上に変わっていく『かやぶきの館』に期待します!!!

 

 

  • 会社情報
  • 会社情報
    事業者名株式会社TUG BOAT
    所在地〒399-0421 長野県上伊那郡辰野町辰野1942-4
    電話番号0266-43-3360
    E-mail fsp-1216@citrus.ocn.ne.jp
    URLhttp://shinsyu-fc.jp
    設立年月日2019年1月23日
    資本金300万円
    代表者名伊藤優
    全従業員数28
    事業内容インターンシップコーディネート
    旅館業
    まちづくり事業
    会社PR

    日本のど真ん中、信州辰野町から全国へ辰野町の魅力を発信いたします。

会社情報
事業者名株式会社TUG BOAT
所在地〒399-0421 長野県上伊那郡辰野町辰野1942-4
電話番号0266-43-3360
E-mail fsp-1216@citrus.ocn.ne.jp
URLhttp://shinsyu-fc.jp
設立年月日2019年1月23日
資本金300万円
代表者名伊藤優
全従業員数28
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