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    業  種:
  • 医療・介護・福祉

事業者名:社会福祉法人 音葉会 ふらっと辰野

地域密着型施設だからこそ出来るおもてなし

駒ヶ岳の見渡せる視界の開けた、トコトコと走る飯田線の電車が見えるのどかな田園風景。飯田線の羽場駅からほど近い場所に「ふらっと辰野老人福祉施設」はあります。

 

ここで過ごす利用者様が、これまで営んできた生活を可能な限り継続できるような環境づくりを理念にも掲げている社会福祉法人 音葉会は、地域密着型で施設を運営しています。

 

 

特別養護老人ホーム(特養)は通常広域の利用者様を預かりますが、こちらでは基本的には町内にお住いだった方々が利用されます。

この度は、そんな地域密着型で施設を運営してゆく社会福祉法人 音葉会のこだわりに迫ります。

どんどんと進んでゆく超高齢化社会。

今、介護の話題は誰にとっても身近なテーマです。

高齢化の進む辰野町で、施設の必要性は誰が見ても明らかな状態です。

町に頼るのではなく民間のチカラで、これからの辰野町を良くして行こうという思いから社会福祉法人 音葉会は設立されました。

辰野町では、民間で社会福祉法人を設立して福祉事業をはじめたのは、音葉会がはじめてです。

 

 

施設の特徴は、地域密着型の小規模(特養)特別養護老人ホーム、

ショートステイ(短期入所)、デイサービス(通所介護)の他、居宅介護支援事業、ケアマネージャーの仕事。

そして、もうひとつ平出(ひらいで)にお茶やしきという単独のデイサービスがあり、この2拠点で活動されています。

 

また、町と連携して介護予防事業を行っています。

総合事業の一環で、上辰野と下辰野にお住いの方を対象に中央コミュニティーセンターで週に一度、ミニ・デイサービスという形態をとり、まだ通所介護に至らない方々に介護予防を講じています。

 

 

音葉会は、理事長(代表)と当施設長、管理栄養士でケアマネージャーでもある事務長の3人で、辰野町で地域のための取り組みが出来ないかという話が発端ではじまりました。

「地域密着型施設ということで、基本的には辰野町に住まわれている方が利用されるので、体が思う様に動かなくなり出歩かなくなったことで出会えなくなっていた懐かしい人達と再会する事にもなります。そのことによって皆さん本当に目を輝かせて喜ばれるんです」

 

 

そんな地域密着型の取り組みならではのエピソードがありますと、アルバムを開きながらお話してくれたのは、施設長の黒河内 一道さんと副施設長で生活相談員でもある北原 明さん。

「去年まで、畑作業をしていた男性の利用者様ですが、家族に危ないからとやめさせられてデイサービスへ来たんです。施設では、その方をいきなり畑に連れてって畑をおこしてもらいました。すると本当に嬉しそうに作業されるんです」

その男性利用者の方は、杖を突いて歩かれていたそうですが、畑作業をする中でどんどんと元気になっていったと言います。

「当施設では、そうした日常で行っていたことを継続して行い、暮らしていけるチャンスがあるんです。環境がガラッと変わってしまうと認知症が進んでしまうこともあります。日常の延長線上でケアをすることは、とっても大事なことです」

こうした取り組みは地方ならではの特徴と言えます。

都会の特別養護老人ホームやデイサービスでは、なかなか出来ないことです。

 

 

「法人がスタートする時から、当施設では手作りの食事を提供したいと話し合われました」

そう話される中、昨日施設長が採ってきた松茸を見て欲しいと持って来られました。

 

 

「日々の昼食づくりを利用者様に手伝ってもらうこともあります。職員の見守りの中ですので包丁も使えます。美味しい料理ができると、みんなに誉めてもらえる。すると、認知症もどこかへ飛んで行ってしまったんじゃないかと思うほど、皆さんはつらつとされます。

 

90歳も越えてしまうと、ご家族の方は台所に立たせるのも危ないからと、台所に立つ機会もなくなってしまいます。ましてや、認知症の方では火の取り扱いも心配です。しかし、当施設に来ると職員の見守りの中で、安心して、仲間と時間を共有しながら料理をすることも出来るんです。

 

 

この日の手づくりの昼食メニューを見せてくださいました。

また、ここの畑で採れたお野菜で漬物を漬けたりします。先日は、野沢菜を漬けました。また、瓜が良く採れますので、その瓜を夜明け前(辰野町の銘酒)の酒粕に漬けて、地元の美味しい酒粕で美味しい漬物を漬けてみる、なんてこともするんです。

漬物は、各家庭で味が違いますから、利用者さん同士で、いろんな話に発展します。時には、ちょっとしたケンカもしながらもみんなで漬物を漬けてみる。こうした取り組みを積極的に取り入れています。食材を買いに地元スーパーに行くこともあります」

畑に行く、買い物に行く、料理をする、誉めてもらえる、みんなで食べるられる。

イキイキと過ごせる施設での時間は、認知症の進行を遅らせてくれます。

これまでの暮らしで行われていたことを施設内に取り入れ、昔の感覚をそのまま活かすことが出来る環境づくりをとても大切にされています。

 

 

レクリエーションの時間には、担当職員のアイデアで行われます。

クイズ、風船渡しリレー、季節の話、ホワイトボードを使用した脳トレなど様々。

 

 

「11月には地元の文化祭に出展する作品づくりをしています。利用者の皆さんの共同作業で紅葉のちぎり絵を制作しています。月に一度はこうした創作物で共同作品をつくる機会を持つようにしています」

時には、散歩に出掛けるのだそうです。

近くの手長神社や、住宅地、線路沿い、春には桜並木もあります。

時には、イチゴ狩りやブドウ狩りで車を出して遠出することも。

四季折々が感じられる取り組みが随所に見られます。

 

 

こうした施設では、利用者の最期に立ち会う場面も出てきます。

実家は辰野町だけれど生まれは他の市町村だという方もいらっしゃいます。

「ある利用者様から最期に生まれ故郷に行ってみたいという話がでました。その望みを叶えてあげたいとご家族とも相談し生まれ故郷へ行くことになりました。ひさしぶりの故郷に行った際には、古い友人との再会もあり、利用者様にもご家族の方にも大変に感謝されました」

利用者だけでなくご家族と良い関係を築けるというのは、この仕事をする上でやりがいにも繋がり、何より嬉しい事だといいます。

おもてなしの心、思いやりの心を大切にし、利用者様のプラス面に光を当てて向き合うことを重んじられています。

 

 

「ここ2年間で、記録に残すような苦情などがひとつもないんです。行政の方が来られた時に不安に思うんです。隠してないかと思われたりしないかと(笑)でも、そのくらい大きな事故もなくご家族との関係も良い状態で保たれています」

そうした事故や苦情がないのはどうしてなのでしょう。

そこには、職員への様々な配慮やケアがありました。

「当施設では、一人に責任を負わせない体制を取っています。リーダーを3人おいて業務に当たってもらっています。新しい職員でも、リーダーが3人いることで相談しやすい、現場の声を広く共有できる様になると思うんです。定期的な個別面談もしています。また、職員の様子の変化にも気を配ります。落ち込んでいたり、悩みを抱えているのではないかと思われる職員がいた時には、リーダーから報告が上がります。また、職員から相談したいと言ってくることもあります。そうした職員の精神的なケアを大切に行っています」

今年から5年勤めた職員には、1週間の休暇を取ってもらう特別休暇制度を設けたといいます。

その際には、ご褒美のお小遣いも進呈されるのだそう。

「その間、職員が抜けてしまうことで現場は大変にはなるのですが、職員間で協力し合うきっかけになると感じています。その休暇は決して邪魔をせず、残った職員での協力体制を整えます」

 

 

その他にも、長く勤めてキャリアを積むことで給料や夜勤手当がアップ。

リーダーになると手当がアップします。

また、キャリアパス制度が設けられており、研修や資格取得などキャリアアップしてゆける人材育成にも積極的です。

 

 

こうしたケアが行き届いているだけあり、職員の皆さんは一様に笑顔が素敵で、イキイキとお仕事されているのがひしひしと伝わって来ます。

 

 

こちらは、利用者様と職員とが、仲睦まじく工作に励んでいる所です。

皆さん、楽しそうに作業されていました。

 

 

取材に伺った日は、出張の移動美容室さんが見えられていました。

カットをしてもらってスッキリ!!写真撮影にも笑顔で応えてくれました。

 

 

こちらの方は、施設内でパンを販売されています。

写真でもお分りの通り施設内は、ほんとうに笑顔にあふれています。

 

この度は、職員も募集しています。

経験は不問。明るく元気で、あいさつを積極的に出来る方が良いといいます。

「誰しもが、経験のない仕事に携わることに不安があると思います。この仕事は、人の役に立つ仕事です。社会から求められている仕事です。きつくて大変なイメージがありますが、その何倍もの喜びが感じられる仕事です。不安や悩みは、一つずつ解消できるように努めてまいります。福祉に関心はあるけれど、一歩踏み出せない方は、是非ともこの機会に声をかけてもらいたいと思います」

 

人が好きであれば、この仕事をしていくには何の問題もないといいます。

 

 

「技術のない方も研修費は、当法人が持ちますのでご安心ください。入職してからも、資格を取ることも研修することもできます。何の心配もいりません。このたつのしごとを読まれたことが、福祉の世界への一歩を踏み出す機会になれば大変嬉しいです」

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    事業者名社会福祉法人 音葉会 ふらっと辰野
    所在地〒399-0428 長野県上伊那郡辰野町伊那富6333-2
    電話番号0266-78-8503
    FAX0266-43-2822
    E-mailflat-tatsuno@honey.ocn.ne.jp
    URLhttp://flat-tatsuno.wixsite.com/otohakai
    設立年月日平成22年8月3日
    全従業員数合計:54人(うち、男性14人 女性40人)
    主な業種医療・福祉
    事業内容・地域密着型特別養護老人ホーム
    ・地域密着型通所介護(デイサービス)
    ・短期入所(ショートステイ)
    ・居宅介護支援事業
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    事業者名社会福祉法人 音葉会 ふらっと辰野
    所在地〒399-0428 長野県上伊那郡辰野町伊那富6333-2
    電話番号0266-78-8503
    FAX0266-43-2822
    E-mailflat-tatsuno@honey.ocn.ne.jp
    仕事内容

    医療・福祉

    通勤場所〒399-0428 長野県上伊那郡辰野町伊那富6333-2
    雇用形態①正職員
    ②パート職員
    給与基本給(月額換算・月平均労働日数)153,700円~164,000円 入職より3ヵ月は試用期間  a.夜勤手当 16,000円~35,000円 b.資格手当7,000円~10,000円  通勤手当 上限20,000円
    賞与実績あり(年2回 計1~2ヶ月分)
    退職金制度あり(勤続3年以上)
    就業時間(1) 7:00~16:00 (2) 8:30~17:30 (3) 10:00~19:00 (4) 11:00~20:00 (5) 16:50~翌9:50 休憩時間 各1時間
    時間外労働の有無あり(月平均 2時間程度 )
    休日休暇休日 シフトによる(1ヵ月平均9日) 6ヶ月経過後の年次有給休暇日数10日
    年間休日108日
    選考プロセス学歴・年齢不問 経験 不問(あれば尚可) 資格 介護職員初任者研修修了(入職後の取得可)
会社情報
事業者名社会福祉法人 音葉会 ふらっと辰野
所在地〒399-0428 長野県上伊那郡辰野町伊那富6333-2
電話番号0266-78-8503
FAX0266-43-2822
E-mailflat-tatsuno@honey.ocn.ne.jp
URLhttp://flat-tatsuno.wixsite.com/otohakai
設立年月日平成22年8月3日
全従業員数合計:54人(うち、男性14人 女性40人)
主な業種医療・福祉
事業内容・地域密着型特別養護老人ホーム
・地域密着型通所介護(デイサービス)
・短期入所(ショートステイ)
・居宅介護支援事業
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事業者名社会福祉法人 音葉会 ふらっと辰野
所在地〒399-0428 長野県上伊那郡辰野町伊那富6333-2
電話番号0266-78-8503
FAX0266-43-2822
E-mailflat-tatsuno@honey.ocn.ne.jp
仕事内容

医療・福祉

通勤場所〒399-0428 長野県上伊那郡辰野町伊那富6333-2
雇用形態①正職員
②パート職員
給与基本給(月額換算・月平均労働日数)153,700円~164,000円 入職より3ヵ月は試用期間  a.夜勤手当 16,000円~35,000円 b.資格手当7,000円~10,000円  通勤手当 上限20,000円
賞与実績あり(年2回 計1~2ヶ月分)
退職金制度あり(勤続3年以上)
就業時間(1) 7:00~16:00 (2) 8:30~17:30 (3) 10:00~19:00 (4) 11:00~20:00 (5) 16:50~翌9:50 休憩時間 各1時間
時間外労働の有無あり(月平均 2時間程度 )
休日休暇休日 シフトによる(1ヵ月平均9日) 6ヶ月経過後の年次有給休暇日数10日
年間休日108日
先行プロセス学歴・年齢不問 経験 不問(あれば尚可) 資格 介護職員初任者研修修了(入職後の取得可)
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