倫フードホールディングス株式会社

この度は、実践型インターンシップということで、大変に熱い支援を賜りました。

弊社では、ジビエの加工処理場を作れないかと思案する中、まったく白紙の状態からインターン生達が動いてくれました。

【シカトしないでシッカリ食べよう！！】と言うキャッチフレーズに、《辰野町の地域資源ジビエを地域ブランドとして確立》の提案を掲げてくれました。

※ジビエとは、鹿や猪の野生鳥獣のことを指します。

辰野町内だけで、鹿の年間捕獲数は１０００頭超。

しかし、そのほとんどが衛生上の問題で食肉されることなく埋められて処分されていることなど調べてくれました。

その現状を解決するために、ジビエの加工処理場の提案。

それに伴う、加工施設設置の下準備、事業計画に必要な資料の収集、周囲への理解などのデータの収集に努めてくれました。

関係者へのヒアリング調査では、遠方の静岡県伊豆市のイズシカ問屋やシカ肉料理を出すお店にまで視察に足を運んでくれ、加工に伴う情報や料理の調査までして下さいました。

また、上伊那農業高校への視察でも、そこが持つ独自の情報など仕入れてくれました。

また、加工施設を持つ際の理解を調査するために、意見交換会・座談会を企画してくれ、ふるまったシカ肉料理は大変に好評でした。

現在では、鹿の個体数の減少などからリスクを考え、当初計画していた時よりも小規模の形で加工が行えないかと思案中ですが、インターンシップ参加により貴重な情報が得られ今後に活かしてゆけると感じております。

辰野町長はじめ、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

【実践型インターンシップ報告会より抜粋】